こんにちは。THECOO株式会社にてマーケティングを担当している阿部と申します。

2024年は年明け早々に「能登半島地震」、2日には「羽田空港における衝突事故」と、悲しいニュースが続きましたが、1月20日にはJAXAより「月面のピンポイント着陸成功」など希望ある話題も生まれました。

引用元：JAXA

とても近くに存在しているように見える月ですが、地球からの距離は約38万kmもあります。打ち上げは2023年9月7日に行われたことから、月面着陸までにかかった日数は136日と、実は全く近くありません。

また、月面の寒暖差は約280℃（日中110℃、夜-170℃）といわれており、アポロ計画で人が月面に立った記録があるとはいえど、知れば知るほどガンダムをはじめとしたSF作品に見られる「月面都市での生活」までの道のりは遠いなと感じます。でも宇宙には夢がありますよね。

ちなみに、月にはクレーターにも地名があり、中には日本人の名前が採用されているものもあります。

月探査情報ステーションというWebサイトに一覧が掲載されていますので、ぜひ自分と同じ名前がないかチェックしてみてください。アイスブレイクなどに使えるかもしれません。

さて、THECOOはSNSやインフルエンサーに関する施策事例や調査資料の公開、月に1〜2回程度のウェビナー開催や外部イベント登壇を行っており、SNS、インフルエンサーマーケティングを検討、実施する上で役立つさまざまな情報を紹介しています。

この記事では2024年1月のSNS、インフルエンサーマーケティングやSNSに関するトピック、イベントについて簡単にまとめていきたいと思います。

直近のSNS、インフルエンサーマーケティング動向に興味がある方は、本記事を施策検討のお供にしていただけると幸いです

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目次

2024年1月のSNS関連トピック

YouTube関連

1月23日、YouTubeの母体、Googleの研究部門であるGoogle Researchからテキストや画像から動画を生成する「Lumiere」が発表されました。

動画を見ていただければ分かる通り、シンプルな情報で高クオリティな動画を生み出すことが可能となっているようです。

生成AIの進化はスピードを増していますね。

現時点では一般利用はできませんが、このようなサービスが普及していくほどにSNSプラットフォームではリアルとフェイクがせめぎあうことになりそうでもあり、利用者のリテラシーやモラルが問われることになりそうです。

広告業界においては、バナーのクリエイティブでAIの活用が進んでいますが、動画においてもABテストなどスピード感をもって行えるようになりそうですね。

X関連

2024年にはいってから、X社が自社の広告営業採用に関する広告をよく見かけます。

その中に「X Japanは米国に次ぐ第二のマーケット」と記載されており、比較的強引な機能変更、サービス変更が繰り返され様々なライバルSNSが登場している現在においても引き続き日本は重要視されていることが伺えます。

様々なアップデートの中でも、市場に大きな変化を与えたといえるのはサブスクリプションサービス「X プレミアム」ではないでしょうか。

X 広告では、1月6日より新しい広告オプションとしてX プレミアムユーザーを広告でターゲティングすることが可能となりました。

Applivが2023年12月に発表した「X（旧Twitter）の利用情報に関する調査」によると、「ベーシックプラン（月額368円）」が28.1％、「プレミアム（月額980円）」が4.2%、「Xプレミアムプラス（月額1,960円）」が1.4％とボリュームもあるように見えますが、プレミアムユーザーのタイムラインでは広告表示が半分、プレミアムプラスユーザーのタイムラインでは広告表示がないということもあり、大きな予算を投じることが難しいかもしれません。

THECOOでは、X広告の出稿費用だけでインフルエンサータイアップコンテンツ制作、そのコンテンツを活用した第三者配信を行えるお得なパッケージがございます。

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Instagram関連

Instagramでは、「Flipside」という新機能をテストしているようです。Tech Crunchによると、Flipsideという機能は、指定した人のみに公開できるプロフィールや画像を置くことができるスペースのようです。

少数のフォロワーと排他的なコンテンツを共有できる場所として準備を進めているようで、私の世代でいうmixiのようなものと思われます。

企業やインフルエンサーのように多くのファンを抱えるアカウントに限定的、プレミアムなコンテンツを届けたり、アンケートをとってみたりと活用法は色々とありそうですね。

まだ確定ではないようですが実装が楽しみですね。

TikTok関連

2023年にローンチされたTikTok Shop（日本ではまだ未提供）は、条件をクリアしたブランドとクリエイターがそれぞれ登録し、アフィリエイトプログラムを活用できる仕組みとなっています。

既に加盟店は20万、アフィリエイトプログラムを通じて販売を行うクリエイターは10万人にのぼるといわれていますが、TokTokはこのEコマース事業を更に推し進めているようです。

上記のようにTikTok Shopは認証されたブランドやクリエイターに限定して、紹介する商品のショッピングページへのリンクやタグ付けが行えるものとなっていましたが、Bloombergの記事によると、「動画のオブジェクトを識別した上でTikTok Shopのリンクを自動で設置し、「類似品を探す」ことを促す」テストを行っているようです。

これはアフィリエイトプログラムの認証がおりているクリエイターの投稿に限らず全ての投稿に反映されるとのことです。

併行して、コネクテッドTV(Chromecast)との連携や、30分の動画アップロードをテストしているという情報もあり、1年後にはSNSとしてだけでなくコマースプラットフォーム、メディアとしても地位を確立するかもしれませんね。

Twich関連

韓国での運営終了、レイオフなど、なかなか厳しいニュースの多いTwitchですが、昨年11月に公開された日経クロストレンドの記事によると、「日本は視聴者数は22年に前年比で51％上昇、配信時間も前年比で50％上昇、パートナーおよびアフィリエイトストリーマーの数も63％上昇」と好調でかつ需要な市場としてとらえられています。

実際にTHECOOが取り扱うゲームをはじめとしたさまざまな案件でTwitchストリーマーのキャスティングや企画を相談されるケースが増えています。

そんなTwitchより1月24日に、ストリーマー向け支払いプログラムのアップデートについて新たな発表がありました。

  1. パートナープラスプログラムが拡大して、より多くのストリーマーが、有料サブスクおよびサブスクギフトで、より大きな純収益配分を利用可能になります。 
  2. 70/30の純収益配分の受け取りの10万米ドルの上限を撤廃します。
  3. Prime Gamingサブスクの支払いモデルに変更を行い、各国や地域のレートを固定にします。

発表によるとアップデートは5月、6月あたりとなるようですが、日本においてはよりTwitchストリーマーが活性化してくると思われます。

THECOOでは、TwitchとはそもそもどのようなSNS、プラットフォームなのか？インフルエンサーマーケティングとしての活用法はあるのか？というような疑問におこたえする基礎的な情報をまとめた記事がございます。興味のある方はぜひご覧ください。

Twitchの特徴に関する記事はこちら

2024年1月 × オフラインイベント参加

マーケターの集い 2Days Camp Under34

カラビナハート株式会社が主催するマーケターに学びと交流の機会を作る「マーケターの集い 2Days Camp Under34」にTHECOO株式会社マーケティング部である虻川稜太、堀口真利江の2名が参加しました。

さまざまな業界のマーケター同士がディスカッションする機会が設けられており、非常に勉強になったと聞いています。

THECOOはSNSやインフルエンサーを軸に据えたマーケティング支援を得意としておりますが、イベントを通じ、広い視野をもってお客様の課題を解決できるようレベルアップしてまいります。

2024年1月 × ウェビナー登壇

2024年版！インフルエンサーマーケティングにおける動画の使い分け講座

2024年1月24日に、TikTokをはじめとしたショート動画を活用した施策支援を得意としている株式会社TORIHADAと、インフルエンサーマーケティングにおける長尺動画、ショート動画の違いや使いどころをテーマとした共催ウェビナーを開催し、THECOOからは長尺動画担当としてマーケティング部の阿部が登壇しました。

開催にあたり改めて感じたのですが、ショート動画と長尺動画の特性は大きく異なります。

端的にお伝えすると下記のようになります。

動画の種類ファン化きっかけの傾向起用する際の効果
長尺人柄や取り扱うテーマの掘り下げ態度変容、商材への信頼性向上
短尺クリエイティブやそのインパクト、表現拡散、共有や商材認知

本ウェビナーはアーカイブ配信がないのですが、機会があればまた話したいですね。

D2Cマーケター必見！2024年運用型のインフルエンサーマーケティング

2024年1月31日に「単発ではなく運用型のインフルエンサーマーケティング」をテーマとした自社ウェビナーを開催し、マーケティング部の阿部が登壇しました。

D2Cマーケター必見と銘打った背景としては、D2Cブランドさまからインフルエンサーマーケティングに関する問い合わせが増加してきている中、意外と実施に向けたKPI設定が獲得型の広告と同じような想定をされているケースが多く、インフルエンサーマーケティング実施におけるさまざまな価値や最適なSNS選定、運用方法が浸透していないと感じたからとなります。

内容自体は、D2Cビジネスに限らず様々な業種の方のインフルエンサーマーケティングにおいて活用できるものとなっております。

こちらもアーカイブ配信はございませんが、興味ある方はお気軽に問い合わせください。

2024年2月 × ウェビナー予定

初めてでも安心！成功のためのインフルエンサーマーケティング基礎知識

開催日：2024年2月14日（水）12:00-12:30

登壇者：THECOO株式会社 マーケティング部 / 阿部 孝裕

場所：zoom

本ウェビナーでは、これからインフルエンサーマーケティングに取り組んでみたいとお考えの方を対象に、事前に知っておいていただきたい知識や、実際に取り組みをはじめるにあたっての注意点などをご紹介する予定です。

インフルエンサーマーケティング初心者に限らず、既に実施されておられる企業様にもためになる話しがございますのでぜひご参加ください。

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※2024年2月28日（水）も共催ウェビナーを開催予定です。情報公開され次第お知らせいたします。

インフルエンサーマーケティングツールiCON Suite

THECOOは、インフルエンサーのキャスティングやリストアップを効率よく行えるインフルエンサー検索データベース「iCON Suite(アイコン スイート)」を提供しています。

iCON Suite利用に役立つ記事コンテンツを公開

iCON Suiteはインフルエンサーを検索しリストアップすることができるサービスですが、より精度高く、より効率よく行うためのTipsを記事コンテンツとして公開しています。

トライアルプランもございますので、どんなインフルエンサーがいるのか見てみたい、という方は一度触ってみてください。

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