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こんにちは。THECOO株式会社にてマーケティングを担当している阿部と申します。

2月といえば「バレンタイン」ですね。

私が学生の頃は、正に「告白」のためのイベントという位置づけでしたが、チョコレートメーカー様のマーケティング戦略により「日頃の感謝」や「推しチョコ」のような様々な相手に対して「気持ちを伝える」イベントにまで拡張されたように感じます。

改めてマーケティングのすごさといいますか力を感じた次第です。

もう一つ、韓国の自動車メーカー「hyundai」のSNSキャンペーンが非常に面白かったので紹介させてください。

要約すると、hyundaiがアメリカンフットボール大会「スーパーボウル」の開催期間中、新型SUV「Santa Fe」で週末を満喫すべく休暇をとるため、インスタグラムの投稿を他社ブランドに依頼した。というものになります。

結果:22ブランドが参加し、投稿数は100以上、1,910万アカウントへリーチ

施策レポートはこちら

このようなマーケティング施策は、広告代理店が主体となって幅広いネットワークを最大限活用したから実施できたであろう施策で、恐らく参加した全ての企業にメリットがあったであろうと思われます。いつか、THECOOでも上記のような複数クライアント様が連携した施策などやれたらと考えます。

さて、THECOOはSNSやインフルエンサーに関する施策事例や調査資料の公開、月に1〜2回程度のウェビナー開催や外部イベント登壇を行っており、SNS、インフルエンサーマーケティングを検討、実施する上で役立つさまざまな情報を紹介しています。

この記事では2024年2月のSNS、インフルエンサーマーケティングやSNSに関するトピック、イベントについて簡単にまとめていきたいと思います。

直近のSNS、インフルエンサーマーケティング動向に興味がある方は、本記事を施策検討のお供にしていただけると幸いです。

2024年2月のSNS関連トピック

YouTube

・2024年の4つの投資
・動画編集アプリ「YouTube Create」ベータ版リリース
・YouTubeリミックス機能にてレイアウト変更できるように

2月7日、YouTube公式ブログにて、YouTube CEO ニール モーハン氏より「2024年の4つの投資」が発信されました。

1: 人間の創造性を強化する AI

米国では昨年より、生成AIによる映像ツール「Dream Screen」や音楽ツール「Dream Track」などが試験運用されており、引き続きクリエイティブ支援を行いつつ適切な保護機能を構築しながら機会を開拓していくとのこと。

2: 次世代の制作スタジオとして認識されるべきクリエイター

クリエイターは真の起業家と位置づけられており、収益向上プロダクトを推進し、地位を向上(仕事、労働者として認められる)できるようサポートしていくとのこと。現在は、視聴者ファンディング(メンバーシップ、スーパーチャット、スーパーサンクス)、YouTubeショッピング機能が提供されています。

3: YouTube の次なる開拓地、リビングルームと定額制サービス

YouTubeの視聴環境において毎日平均10億時間以上がテレビ画面からの視聴となっており、リビングルーム(テレビ視聴)での視聴体験向上、最適化に注力されるとのこと。また、定額制サービスの総メンバー数はトライアルも含めて1億人を越えており、特にアーティストとファンが盛り上がるような機能がテストされています。

4: 基盤となるクリエイター エコノミーの保護

YouTubeのビジネスは、視聴者や広告主に高品質のコンテンツがあることを理解してもらい、信頼してもらえるかにかかっており、クリエイターエコノミーを保護することが非常に重視されています。子供や若年層の視聴に関するサポート、政治(選挙)情報に関する厳格化、生成AIコンテンツに対して、それが合成であると知らせるラベルの導入など、YouTube コミュニティを保護するチームとテクノロジーに対する投資を継続していくとのこと。

※詳しく知りたい方はブログよりご確認ください。

今後登場するであろうプロダクトやサービスに関する言及は多くありませんでしたが、やはりTikTokへの対抗策、生成AIの活用に重点が置かれつつ、他SNSの方針と大きな差別化点としては、リビングルーム(コネクテッドTV)の最適化に注力されるところだと感じました。今後が楽しみですね。

また、新規アプリとしてYouTube Createベータ版がリリースされました。

TikTokやCapCutのように、手軽にインパクトある動画に仕上げられる編集アプリです。

現在日本では使用できないので詳細は不明ですが、YouTubeやYouTube Studio とは切り離されていることから機能性によってはYouTube以外で活動しているクリエイターの利用も生まれるかもしれませんね。

もう一点、YouTubeのリミックス機能にレイアウト変更機能が追加されました。

通常の動画からショートへの編集、特に切り抜きを行っているクリエイターには活用できそうな機能となっております。

X

・フォロワーをソートできるように
・縦型動画広告をリリース
・X(旧Twitter)創業者が携わるBlueskyが一般公開

XのデザイナーであるAndrea Conway氏より、フォロワーのソートに関する情報が公開されました。

フィルタリングできる項目

  • Date followed:latest(フォローされた日付:最新)
  • Date followed:earliest(フォローされた日付:最も古い)
  • Most interacted with(最も交流があった)
  • Least interacted with(最も少ない)
  • Most followers(最多フォロワー)
  • Least follower(最も少ないフォロワー)

フォロワーリストがソートできないのは不便だとTwitterの頃から個人的に感じていた部分であり、実装が待ち遠しいです。

自身のアカウントだけでなく、他アカウントのリストもソートできるようであれば相当便利な機能となりますね。

別途、PCで使用できた高度な検索機能フィルターがモバイル(iOS)でも使用できるようなテストがなされているようで、マーケティング目線での利便性が向上しそうです。


また、2024年2月2日にXより縦型動画広告リリースが発表されました。

TikTokやInstagramリール、YouTubeショートで広告配信されている広告主にとってはテストして見る価値がありますね。まだ実際に広告での縦型動画は確認できていませんが、タイムラインのポストからクリックさせるようなタイプでなく、「アプリ立ち上げ時に強制表示」など行えるようになるとよさそうですね。

そしてXの大きな脅威ともいえる、Twitter(現X)の創業者であるジャック・ドーシー氏が関わっているSNS、Blueskyが一般公開されました。

Tech Crunchの記事によると2月7日に公開され、1日で約80万人のユーザーを獲得したとのことです。

イーロン・マスク氏が旧Twitter社を買収した時期に最短で公開されたMeta社のThreadsのユーザー数は1億以上にも上っており、Blueskyは少しタイミングを逃していつつもマーケティング次第で大きく成長する可能性があります。現状では「動画の投稿ができない」「DM機能がない」「鍵アカウント機能がない」など、旧Twitterのようにはまだ運用できない部分がありつつも今後が期待されます。

Instagram

・位置情報を共有できるフレンドマップを開発中
・ブランドとクリエイターをつなぐマーケットプレイスを公開

以前マンスリーレポートにて、指定した人に公開できるスペースを作る「Flipside」機能がテストされていることをお伝えしましたが、引き続き人と人のつながりや生活にひもづくアップデートをInstagramは考えているようです。

2月27日Tech Crunchより、リアルタイムで友人の位置情報を把握できる「Friend Map」機能の開発を報じる記事が公開されました。サービス終了が惜しまれたZenly、同じ企業が運営しているSnapchat(SnapMap)やNauNauなど、日本においても位置情報アプリは人気がありますがInstagram内でも利用できるとなると活用するユーザーは増えそうですね。

ちなみにInstagramの普及に大きく貢献したといえるストーリーズも、元々はSnapchatの機能でした。

また、Instagramでは、ブランドとクリエイターがつながり、コラボレーションの機会を得ることができるクリエイターマーケットプレイスを今後数週間のうちに、日本を含む8カ国へ提供拡大することが発表されました。「ブランドコンテンツタグ」や「パートナーシップ広告」など、Instagramはインフルエンサーマーケティングを行いやすい機能が実装されていますが、クリエイターマーケットプレイスは、自社ブランドと相性のよいインフルエンサーを探し、コンタクトできるサービスのようです。

企業やブランドはMeta Business Suiteからクリエイターマーケットプレイスにアクセスできるようなのですが、2024年2月末現在、まだ項目は確認できておらず、どれほど便利な情報が提供されるのか未知数となっています。

Instagramerを積極的に起用している企業、ブランド様はぜひチェックしてみてください。

Instagramブランドコンテンツに関する記事はこちら

TikTok

・投稿BGMを音楽アプリに追加できる機能を提供開始
・TikTok shopで販売されている商品がGoogleのショッピングで掲載されるように

新たなトレンドを生み続けるTikTokですが、最近は「猫ミーム」の勢いがすごいですね。

TikTokにおけるハッシュタグ「#猫ミーム」コンテンツ数は66,000件となっており、BGMで使用された楽曲は日本におけるSpotifyバイラルチャートで1位を獲得するなど、多方面に拡がっています。

そんなTikTokでは、投稿されたコンテンツで使用されているBGMをSpotifyやApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスで保存ができるようになりました。

2月上旬にユニバーサルミュージックグループとの契約更新ができず、数多くの楽曲が使用できなくなってしまった状況ではありますが、今後はよりTikTokで流行した楽曲の影響力が音楽ストリーミングサービスへダイレクトに届くようになりそうです。

また、日本での提供開始が待たれるTikTok Shopですが、ModernRetailの記事によると登録された商品はGoogleのショッピングの広告枠に表示されるようになったとのことです。TikTok公式発表はなく、私自身もGoogle検索結果の地域をアメリカ合衆国に設定して検索してみましたが表示されず、まだテスト段階なのかもしれません。


2024年1月のマンスリーレポートで紹介していたのですが、TikTokでは「動画のオブジェクトを識別した上でTikTok Shopのリンクを自動で設置し、「類似品を探す」ことを促す」ようなテストも行われており、この機能が一般化するころには今まで以上に幅広い世代の利用が見込まれますね。

2024年2月 × お役立ち記事

インフルエンサーマーケティングにおけるステマ規制のポイントと対応策

2023年10月1日に消費者庁より景品表示法におけるステマ(ステルスマーケティング)規制が施行され、インフルエンサーマーケティングに関わる全ての人たちが緊張感をもって対応されているのではないかと思います。

しかしながら、消費者庁からの情報だけでは具体的な施策における判断や対応が難しく、また規制に関する情報は多いながらインフルエンサーマーケティングに特化した情報が少なかったことから記事化しております。

筆者は弁護士ではないため、保証するものではないながら消費者庁の方から聞いた話しを踏まえたものとなってますので興味のある方はご一読ください。

ステマ規制に関するお役立ち記事はこちら

2024年2月 × ウェビナー登壇

初心者でも安心!成功のためのインフルエンサーマーケティング基礎講座

2024年2月14日に、インフルエンサーマーケティング初心者を対象としたウェビナーを開催し、マーケティング部の阿部が登壇しました。

インフルエンサーマーケティングに関する情報や事例はネット上に多数あるため、本ウェビナーでは、「いざ取り組むにあたってどのように考えていけばよいのか」を中心に紹介しました。

THECOOでは、インフルエンサーマーケティングを行うにあたって抑えるべき情報と整理するためのホワイトペーパーを提供していますので、ぜひご活用ください。

タスクリストの資料請求はこちら

施策整理テンプレートの資料請求はこちら

共感を呼ぶUGCの創出と活用法

2024年2月28日に「共感を呼ぶUGCの創出と活用方をテーマ」として、30万人以上のクリエイタープラットフォームを運営し企業のマーケティング支援をする株式会社CREAVE(旧スナップマート)とTHECOO株式会社の共催でウェビナーを開催しました。CREAVE社からはマーケティング部 マネージャーの澤田様、THECOOからはマーケティング部の阿部が登壇しました。

CREAVE社では、10,000人以上フォロワーのいるインフルエンサー、10,000人以下のアンバサダーの2軸に分け、マーケティング施策におけるそれぞれの役割と活用法の紹介があり、THECOOからは、SNSマーケティングやUGC創出をなぜ行う必要があるのか?またフォロワー数の多いインフルエンサーのUGCを創出するためのギフティング施策や継続的なインフルエンサータイアップについて紹介しました。

本ウェビナーのアーカイブや資料展開はございませんが、ギフティング施策を成功させるためのノウハウを掲載したホワイトーペーパーを提供してますので、興味のある方は資料請求ください、

ギフティング施策に関する資料請求はこちら

2024年3月以降の予定

2024年3月もインフルエンサーマーケティングのノウハウに関するウェビナーを開催予定です。情報公開をお待ちくださいませ。

また、2024年4月17日(水)〜19日(金)、東京ビッグサイトにて開催される大型展示会第7回 Japan Marketing Week 春 2024」にTHECOOが出展します。

ご参加予定のある方はぜひTHECOOのブースへお立ち寄りくださいませ。

出展情報はこちら

インフルエンサーマーケティングツールiCON Suite

THECOOは、インフルエンサーのキャスティングやリストアップを効率よく行えるインフルエンサー検索データベース「iCON Suite(アイコン スイート)」を提供しています。

iCON Suite利用に役立つ記事コンテンツを公開

iCON Suiteはインフルエンサーを検索しリストアップすることができるサービスですが、より精度高く、より効率よく行うためのTipsを記事コンテンツとして公開しています。

トライアルプランもございますので、どんなインフルエンサーがいるのか見てみたい、という方は一度触ってみてください。

iCON Suite はこちら

THECOOでは今後もインフルエンサーマーケティングに関する有益な情報を提供してまいりますので、貴社マーケティングの参考にしていただけますと幸いです!

もっと知りたい

THECOOではSNSやインフルエンサーマーケティングに関する様々な情報を公開しています。

お役立ち記事はこちら

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THECOOマンスリーレポート / 2024年2月
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こんにちは。THECOO株式会社にてマーケティングを担当している阿部と申します。

2月といえば「バレンタイン」ですね。

私が学生の頃は、正に「告白」のためのイベントという位置づけでしたが、チョコレートメーカー様のマーケティング戦略により「日頃の感謝」や「推しチョコ」のような様々な相手に対して「気持ちを伝える」イベントにまで拡張されたように感じます。

改めてマーケティングのすごさといいますか力を感じた次第です。

もう一つ、韓国の自動車メーカー「hyundai」のSNSキャンペーンが非常に面白かったので紹介させてください。

要約すると、hyundaiがアメリカンフットボール大会「スーパーボウル」の開催期間中、新型SUV「Santa Fe」で週末を満喫すべく休暇をとるため、インスタグラムの投稿を他社ブランドに依頼した。というものになります。

結果:22ブランドが参加し、投稿数は100以上、1,910万アカウントへリーチ

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このようなマーケティング施策は、広告代理店が主体となって幅広いネットワークを最大限活用したから実施できたであろう施策で、恐らく参加した全ての企業にメリットがあったであろうと思われます。いつか、THECOOでも上記のような複数クライアント様が連携した施策などやれたらと考えます。

さて、THECOOはSNSやインフルエンサーに関する施策事例や調査資料の公開、月に1〜2回程度のウェビナー開催や外部イベント登壇を行っており、SNS、インフルエンサーマーケティングを検討、実施する上で役立つさまざまな情報を紹介しています。

この記事では2024年2月のSNS、インフルエンサーマーケティングやSNSに関するトピック、イベントについて簡単にまとめていきたいと思います。

直近のSNS、インフルエンサーマーケティング動向に興味がある方は、本記事を施策検討のお供にしていただけると幸いです。

2024年2月のSNS関連トピック

YouTube

・2024年の4つの投資
・動画編集アプリ「YouTube Create」ベータ版リリース
・YouTubeリミックス機能にてレイアウト変更できるように

2月7日、YouTube公式ブログにて、YouTube CEO ニール モーハン氏より「2024年の4つの投資」が発信されました。

1: 人間の創造性を強化する AI

米国では昨年より、生成AIによる映像ツール「Dream Screen」や音楽ツール「Dream Track」などが試験運用されており、引き続きクリエイティブ支援を行いつつ適切な保護機能を構築しながら機会を開拓していくとのこと。

2: 次世代の制作スタジオとして認識されるべきクリエイター

クリエイターは真の起業家と位置づけられており、収益向上プロダクトを推進し、地位を向上(仕事、労働者として認められる)できるようサポートしていくとのこと。現在は、視聴者ファンディング(メンバーシップ、スーパーチャット、スーパーサンクス)、YouTubeショッピング機能が提供されています。

3: YouTube の次なる開拓地、リビングルームと定額制サービス

YouTubeの視聴環境において毎日平均10億時間以上がテレビ画面からの視聴となっており、リビングルーム(テレビ視聴)での視聴体験向上、最適化に注力されるとのこと。また、定額制サービスの総メンバー数はトライアルも含めて1億人を越えており、特にアーティストとファンが盛り上がるような機能がテストされています。

4: 基盤となるクリエイター エコノミーの保護

YouTubeのビジネスは、視聴者や広告主に高品質のコンテンツがあることを理解してもらい、信頼してもらえるかにかかっており、クリエイターエコノミーを保護することが非常に重視されています。子供や若年層の視聴に関するサポート、政治(選挙)情報に関する厳格化、生成AIコンテンツに対して、それが合成であると知らせるラベルの導入など、YouTube コミュニティを保護するチームとテクノロジーに対する投資を継続していくとのこと。

※詳しく知りたい方はブログよりご確認ください。

今後登場するであろうプロダクトやサービスに関する言及は多くありませんでしたが、やはりTikTokへの対抗策、生成AIの活用に重点が置かれつつ、他SNSの方針と大きな差別化点としては、リビングルーム(コネクテッドTV)の最適化に注力されるところだと感じました。今後が楽しみですね。

また、新規アプリとしてYouTube Createベータ版がリリースされました。

TikTokやCapCutのように、手軽にインパクトある動画に仕上げられる編集アプリです。

現在日本では使用できないので詳細は不明ですが、YouTubeやYouTube Studio とは切り離されていることから機能性によってはYouTube以外で活動しているクリエイターの利用も生まれるかもしれませんね。

もう一点、YouTubeのリミックス機能にレイアウト変更機能が追加されました。

通常の動画からショートへの編集、特に切り抜きを行っているクリエイターには活用できそうな機能となっております。

X

・フォロワーをソートできるように
・縦型動画広告をリリース
・X(旧Twitter)創業者が携わるBlueskyが一般公開

XのデザイナーであるAndrea Conway氏より、フォロワーのソートに関する情報が公開されました。

フィルタリングできる項目

  • Date followed:latest(フォローされた日付:最新)
  • Date followed:earliest(フォローされた日付:最も古い)
  • Most interacted with(最も交流があった)
  • Least interacted with(最も少ない)
  • Most followers(最多フォロワー)
  • Least follower(最も少ないフォロワー)

フォロワーリストがソートできないのは不便だとTwitterの頃から個人的に感じていた部分であり、実装が待ち遠しいです。

自身のアカウントだけでなく、他アカウントのリストもソートできるようであれば相当便利な機能となりますね。

別途、PCで使用できた高度な検索機能フィルターがモバイル(iOS)でも使用できるようなテストがなされているようで、マーケティング目線での利便性が向上しそうです。


また、2024年2月2日にXより縦型動画広告リリースが発表されました。

TikTokやInstagramリール、YouTubeショートで広告配信されている広告主にとってはテストして見る価値がありますね。まだ実際に広告での縦型動画は確認できていませんが、タイムラインのポストからクリックさせるようなタイプでなく、「アプリ立ち上げ時に強制表示」など行えるようになるとよさそうですね。

そしてXの大きな脅威ともいえる、Twitter(現X)の創業者であるジャック・ドーシー氏が関わっているSNS、Blueskyが一般公開されました。

Tech Crunchの記事によると2月7日に公開され、1日で約80万人のユーザーを獲得したとのことです。

イーロン・マスク氏が旧Twitter社を買収した時期に最短で公開されたMeta社のThreadsのユーザー数は1億以上にも上っており、Blueskyは少しタイミングを逃していつつもマーケティング次第で大きく成長する可能性があります。現状では「動画の投稿ができない」「DM機能がない」「鍵アカウント機能がない」など、旧Twitterのようにはまだ運用できない部分がありつつも今後が期待されます。

Instagram

・位置情報を共有できるフレンドマップを開発中
・ブランドとクリエイターをつなぐマーケットプレイスを公開

以前マンスリーレポートにて、指定した人に公開できるスペースを作る「Flipside」機能がテストされていることをお伝えしましたが、引き続き人と人のつながりや生活にひもづくアップデートをInstagramは考えているようです。

2月27日Tech Crunchより、リアルタイムで友人の位置情報を把握できる「Friend Map」機能の開発を報じる記事が公開されました。サービス終了が惜しまれたZenly、同じ企業が運営しているSnapchat(SnapMap)やNauNauなど、日本においても位置情報アプリは人気がありますがInstagram内でも利用できるとなると活用するユーザーは増えそうですね。

ちなみにInstagramの普及に大きく貢献したといえるストーリーズも、元々はSnapchatの機能でした。

また、Instagramでは、ブランドとクリエイターがつながり、コラボレーションの機会を得ることができるクリエイターマーケットプレイスを今後数週間のうちに、日本を含む8カ国へ提供拡大することが発表されました。「ブランドコンテンツタグ」や「パートナーシップ広告」など、Instagramはインフルエンサーマーケティングを行いやすい機能が実装されていますが、クリエイターマーケットプレイスは、自社ブランドと相性のよいインフルエンサーを探し、コンタクトできるサービスのようです。

企業やブランドはMeta Business Suiteからクリエイターマーケットプレイスにアクセスできるようなのですが、2024年2月末現在、まだ項目は確認できておらず、どれほど便利な情報が提供されるのか未知数となっています。

Instagramerを積極的に起用している企業、ブランド様はぜひチェックしてみてください。

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TikTok

・投稿BGMを音楽アプリに追加できる機能を提供開始
・TikTok shopで販売されている商品がGoogleのショッピングで掲載されるように

新たなトレンドを生み続けるTikTokですが、最近は「猫ミーム」の勢いがすごいですね。

TikTokにおけるハッシュタグ「#猫ミーム」コンテンツ数は66,000件となっており、BGMで使用された楽曲は日本におけるSpotifyバイラルチャートで1位を獲得するなど、多方面に拡がっています。

そんなTikTokでは、投稿されたコンテンツで使用されているBGMをSpotifyやApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスで保存ができるようになりました。

2月上旬にユニバーサルミュージックグループとの契約更新ができず、数多くの楽曲が使用できなくなってしまった状況ではありますが、今後はよりTikTokで流行した楽曲の影響力が音楽ストリーミングサービスへダイレクトに届くようになりそうです。

また、日本での提供開始が待たれるTikTok Shopですが、ModernRetailの記事によると登録された商品はGoogleのショッピングの広告枠に表示されるようになったとのことです。TikTok公式発表はなく、私自身もGoogle検索結果の地域をアメリカ合衆国に設定して検索してみましたが表示されず、まだテスト段階なのかもしれません。


2024年1月のマンスリーレポートで紹介していたのですが、TikTokでは「動画のオブジェクトを識別した上でTikTok Shopのリンクを自動で設置し、「類似品を探す」ことを促す」ようなテストも行われており、この機能が一般化するころには今まで以上に幅広い世代の利用が見込まれますね。

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インフルエンサーマーケティングにおけるステマ規制のポイントと対応策

2023年10月1日に消費者庁より景品表示法におけるステマ(ステルスマーケティング)規制が施行され、インフルエンサーマーケティングに関わる全ての人たちが緊張感をもって対応されているのではないかと思います。

しかしながら、消費者庁からの情報だけでは具体的な施策における判断や対応が難しく、また規制に関する情報は多いながらインフルエンサーマーケティングに特化した情報が少なかったことから記事化しております。

筆者は弁護士ではないため、保証するものではないながら消費者庁の方から聞いた話しを踏まえたものとなってますので興味のある方はご一読ください。

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2024年2月 × ウェビナー登壇

初心者でも安心!成功のためのインフルエンサーマーケティング基礎講座

2024年2月14日に、インフルエンサーマーケティング初心者を対象としたウェビナーを開催し、マーケティング部の阿部が登壇しました。

インフルエンサーマーケティングに関する情報や事例はネット上に多数あるため、本ウェビナーでは、「いざ取り組むにあたってどのように考えていけばよいのか」を中心に紹介しました。

THECOOでは、インフルエンサーマーケティングを行うにあたって抑えるべき情報と整理するためのホワイトペーパーを提供していますので、ぜひご活用ください。

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共感を呼ぶUGCの創出と活用法

2024年2月28日に「共感を呼ぶUGCの創出と活用方をテーマ」として、30万人以上のクリエイタープラットフォームを運営し企業のマーケティング支援をする株式会社CREAVE(旧スナップマート)とTHECOO株式会社の共催でウェビナーを開催しました。CREAVE社からはマーケティング部 マネージャーの澤田様、THECOOからはマーケティング部の阿部が登壇しました。

CREAVE社では、10,000人以上フォロワーのいるインフルエンサー、10,000人以下のアンバサダーの2軸に分け、マーケティング施策におけるそれぞれの役割と活用法の紹介があり、THECOOからは、SNSマーケティングやUGC創出をなぜ行う必要があるのか?またフォロワー数の多いインフルエンサーのUGCを創出するためのギフティング施策や継続的なインフルエンサータイアップについて紹介しました。

本ウェビナーのアーカイブや資料展開はございませんが、ギフティング施策を成功させるためのノウハウを掲載したホワイトーペーパーを提供してますので、興味のある方は資料請求ください、

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2024年3月以降の予定

2024年3月もインフルエンサーマーケティングのノウハウに関するウェビナーを開催予定です。情報公開をお待ちくださいませ。

また、2024年4月17日(水)〜19日(金)、東京ビッグサイトにて開催される大型展示会第7回 Japan Marketing Week 春 2024」にTHECOOが出展します。

ご参加予定のある方はぜひTHECOOのブースへお立ち寄りくださいませ。

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iCON Suite利用に役立つ記事コンテンツを公開

iCON Suiteはインフルエンサーを検索しリストアップすることができるサービスですが、より精度高く、より効率よく行うためのTipsを記事コンテンツとして公開しています。

トライアルプランもございますので、どんなインフルエンサーがいるのか見てみたい、という方は一度触ってみてください。

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THECOOでは今後もインフルエンサーマーケティングに関する有益な情報を提供してまいりますので、貴社マーケティングの参考にしていただけますと幸いです!

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