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こんにちは。THECOO株式会社にてマーケティングを担当している阿部と申します。

9月といえば「東京ゲームショウ 2024」が開催されましたね。

今年の東京ゲームショウは、出展社数、出展小間数、出展タイトル数ともに過去最高。来場者数においても過去2番目の記録と様々なメディアが報じています。

THECOOは実況者プロダクションStudio Coupを運営していることから、幅広くゲーム実況者ネットワークを構築しています。東京ゲームショウに出展しているいくつかのブースにてキャスティングや企画に携わらせていただいており、アテンドした実況者も満足度が非常に高くイベント自体も盛況だったことを体感できました。

※ゲーム業界におけるインフルエンサーマーケティングに興味をお持ちの方はお気軽に資料請求ください。

東京ゲームショウがいかに盛況であったかの参考として会期中である9月26日から9月29日に投稿された東京ゲームショウに関連するYouTubeコンテンツをチェックしてみます。

条件:投稿日(9月26日~9月29日)、タイトルもしくは概要欄に「TGS」「東京ゲームショウ」が含まれる動画またはライブ配信コンテンツをカムイトラッカーから抽出。

投稿数 視聴数
動画 646本 11,253,274回
ライブ配信(アーカイブ有) 554本 11,806,951回
合計 1,200本 23,060,225回

カムイトラッカーのデータを元に作成

1,200本あるコンテンツの中で一番視聴数の多かったのは会期初日にライブ配信されたCAPCOM社のコンテンツでした。ライブ配信でかつ、たった数日で100万回に到達していることからCAPCOM社のゲームへの注目の高さが伺えますね。

オフラインだけでなくオンラインでも大きなインパクトを与える東京ゲームショウ、来年は皆様も体験してみてはいかがでしょうか。

さて、THECOOはSNSやインフルエンサーに関する施策事例や調査資料の公開、月に1〜2回程度のウェビナー開催や外部イベント登壇を行っており、SNS、インフルエンサーマーケティングを検討、実施する上で役立つさまざまな情報を紹介しています。

この記事では2024年9月のSNS、インフルエンサーマーケティングやSNSに関するトピック、イベントについて簡単にまとめていきたいと思います。

直近のSNS、インフルエンサーマーケティング動向に興味がある方は、本記事を施策検討のお供にしていただけると幸いです。

昨今の気になるタイアップ

SNS横断を可能にするショート動画活用

コスメ業界においてインフルエンサーマーケティングは切っても切れない縁といえるほど施策として定着していますが、利用者の特性や属性が異なることから複数のSNSを横断した取り組みが増加しています。

以前はSNSごとに異なるフォーマットでクリエイティブを制作する必要がありましたが、TikTokに代表される縦型ショート動画の投稿形式、視聴形式を他SNSが実装しだしたことから「ひとつのクリエイティブでSNSを横断」したマーケティングを行うことができるようになりました。

YouTube
Instagram
TikTok

上記のようなショート動画のSNSを横断した取り組みは、メーカーのチェック負担、インフルエンサーの制作負担、依頼費用を軽減しつつ、各SNSのコアファンだけでなくオススメによる親和性の高い新規ターゲットにリーチし反響を得られるお得な取り組みといえるでしょう。

SNSを横断したインフルエンサーの活用に興味のある方はお気軽にご相談ください。

インフルエンサー活用の問い合わせはこちら

2024年9月のSNS関連トピック

YouTube

  • Made On YouTubeにていくつかのアップデートを発表
  • ガイドライン違反の部分の編集機能をテスト

Googleが運営している独自の調査データやマーケティング活用事例を提供しているメディア「Think With Google」にて、「ある広告施策が時間の経過とともに KPI にどのような影響を与えるかを推定」する手法(CausalImpact)と活用事例が記事化されています。

インフルエンサーマーケティングに限らずYouTube広告をはじめとした動画広告において、リーチやエンゲージメントは把握できるものの、「登録数」「売上」のような成果をトラッキングすることが難しい点に悩まれる企業は少なくないと思いますが、ひとつの解決策としてCausalImpactのような手法や考え方が今後浸透するかもしれませんね。

YouTubeは米国時間9月18日にニューヨークで開催されたイベント「Made On YouTube」にて様々な機能のアップデートが発表されました。

■動画制作関連

  • 動画生成AIを導入しYouTube Shortが制作、投稿できるように
  • YouTube Studio「インスピレーション」タブを改良
  • 自動吹き替えによる多言語対応化

■コミュニケーション関連

  • コミュニティ機能の強化
  • クリエイターの返信でAIが活用できるように
  • 新しい投げ銭や応援の仕組みを導入
  • コネクテッドTVでの視聴環境を改善

「AI活用」「コミュニケーション活性化」をどのSNSも強化する方向をむいていますが、YouTubeは、先月のマンスリーレポートでも触れた「コネクテッドTVによる視聴者が多い」点が強みであるといえ、視聴環境の改善は積極的に取り組んでほしいですね。

X

  • ロック機能における仕様変更の可能性
  • コネクテッドTVアプリをリリース開始

米国でのTikTok利用が危ぶまれている中、Xも世界中で苦戦しているようです。

ブラジルの最高裁判所が8月30日(現地時間)、すべての携帯電話会社とインターネットサービスプロバイダー(ISP)に対し、Xをブロックするように命じました。

Tech Crunchの記事によるとBlueskyのユーザーが2日で50万人増加し、Tumblrのユーザー数も349.55%増加した。と多数のユーザーが他SNSに流れているようです。

上記のような措置の背景として「偽情報を拡散しているアカウントの削除対応にX社が応じない」点が挙げられている通り、Xは良くも悪くも他SNSと比べ規制が緩く拡散スピートの早いサービスです。

日本においてもバズや炎上の起点となりやすいXにおいて、ブロック機能の使用変更の兆しがでてきています。

ソフトウェアエンジニアのNima Owji氏とElon Musk氏のやりとりからブロックしても公開された投稿の閲覧はブロックできないという発言があり、今後はブロック機能自体がなくなる可能性もでてきました。

日本においては、誹謗中傷などから身を守る手段としてだけでなく、ブロ解のような機能本来とは異なるような活用方法も浸透していることもあり、無くなってしまうと困るユーザーが増えそうですね。今後の仕様変更が注目されます。

Instagram

  • DM機能ステッカー利用や写真の編集が可能に
  • ストーリーズにコメントできる機能をテスト
  • ショッピング強化につながる広告アップデート

InstagramのアップデートはDMやプロフィールをもりあげるアップデートが頻繁に行われておりクローズドな方向に向かっている印象がありましたが、フィードにおいてはオープンな方向に向かっているようです。

Social Media Todayの記事によると現在表示されている投稿の50%がオススメの投稿となっており、フォローしている人の投稿のみのフィードを有効にすると、全体的なエンゲージメントが低下し、ユーザー満足度も低下するというデータがでているとのことです。

8月22日にMeta Newsroomのポストにて、DM機能のアップデートがポストされました。

MarkeZineに掲載されている東京工科大学の調査によると大学生の連絡手段に使用するツールはLINE(97.9%)に次いで2位(47%)となっており日本においてもDM機能のアップデートは喜ばれそうですね。

また、Meta社は広告のアップデートにも余念がありません。

Social Media Todayから9月16日に公開された記事より、ホリデーシーズンに向けて更新された広告オプションの発表が確認できました。

クーポンの表示を大きく見せることができたり、過去のエンゲージメントと場所に基づいて、店舗で買い物をする可能性が最も高い人々に広告を表示できるようになったりと、オンラインだけでなくオフラインにおいても活用できるアップデートとなっています。興味のあるSNS広告運用者様はこちらをご覧ください。

TikTok

  • キーワードターゲティングによる検索広告がアップデート
  • TikTok内でAmazonの商品を購入可能に
  • クリエイターのサブスクリプションサービスを強化

クリエイター支援や、企業とのコラボレーションが豊富なTikTokが、9月28日(土)にクリエイターの交流と成長を目的とした祭典「TikTok Creator Summit Japan 2024が開催されました。

併行してTikTok公式の動画投稿チャレンジ企画「#GoBeyondチャレンジ」が開催されており、応募者の中から、TikTok公式のハイクオリティアンバサダーに就任できる可能性があるようです。

TikTokのクリエイティブに自信のある方はぜひチャレンジしてみましょう。

9月のTikTokで大きなアップデートとしては検索広告のアップデートが挙げられます。

TikTok公式の記事によると、米国で利用可能で、他の市場ではテスト中というように記載されていますが日本でも出稿可能となっていると思われます。
Adobe社が2024年1月に公開した記事によると下記のようなポイントが掲載されています。

  • アメリカ人の5人に2人以上がTikTokを検索エンジンとして利用している。
  • Z世代の10人に1人近くがGoogleよりもTikTokを検索エンジンとして利用する傾向が高い。
  • ビジネスオーナーの54%がTikTokを使用してビジネスを宣伝しており、平均9回/月程度投稿している。
  • 中小企業経営者の25%が商品の販売やプロモーションにTikTokerを活用している。

弊社Z世代の社員にヒアリングしたところ、「TikTokを検索エンジンとして日常利用している。特に「旅行先」や「飲食店」など地域性のある情報を探すのに活用している。」と回答があり米国に限らず検索エンジンとして浸透してきているようです。

「おすすめコンテンツ」を視聴するという受動的なSNS利用方法を生み出し波及させたTikTokにおいて、能動的な行動ともいえる検索行動が積極的に行われるようになっている点は興味深いですね。TikTok側がどのように促進させたのか時間をみつけて探ってみたいと思います。

THECOOではTikTokをマーケティング活用する上で知っておくべきポイントや広告プロダクトの基本をまとめた記事がございます。興味のある方は下記よりお読みください。

TikTok関連記事はこちら

2024年9月 × 新たな取り組み

ブランドプレイリストパッケージ

THECOOは9月4日に、音楽業界特化型のデジタル広告代理店であるGerbera Music Agency株式会社との協業パッケージ「ブランドプレイリストパッケージ」をリリースしました。

シンプルに説明すると、ブランドがもつテーマを元に、Spotifyで視聴可能な楽曲からインフルエンサーが選曲を行い、オリジナルのプレイリストを作成しマーケティングに活用いただける施策となります。

インフルエンサーマーケティングはキャンペーンや発売タイミングのような短期的な盛り上げのために実施されるケースが多い取り組みですが、日常使いされる音楽プレイリストと組み合わせることでタイアップコンテンツを視聴し終わった後にもブランドを想起させることができます。

インフルエンサーとのタイアップにおける二次利用は広告運用が一般的でしたが、新たな取り組みとしてブランドプレイリストパッケージを活用してみてはいかがでしょうか。

資料請求はこちら

2024年9月 × ホワイトペーパー

ライブ配信を活用したインフルエンサーマーケティング

昨今、インフルエンサーマーケティングに限らずライブ配信を使ったマーケティング施策が増加しています。

本資料では、ライブ配信ならではの「リアルな会話体験によって生まれる消費者への影響」や「動画投稿タイアップでは難しいライブ配信タイアップならではのメリット」、「相性の良い商材カテゴリ」などをご紹介します。

「ライブ配信でのインフルエンサーマーケティングにチャレンジしてみたい。でも失敗はしたくない。」とお考えのマーケター様には最適な情報が網羅されていますので、ぜひ資料請求ください。

資料請求はこちら

2024年9月 × ウェビナー登壇

インフルエンサーマーケティング基礎講座

2024年9月4日(水) 13:00より「Z世代の実体験をもとに語る!インフルエンサーマーケティング基礎講座」と冠し、自社ウェビナーを開催しました。

インフルエンサーマーケティングは、toCビジネスにおけるマーケティング手法の一つとして定着してきていますが、その施策トレンドは刻々と変化しています。

本ウェビナーでは、Z世代社員である望月が自らの消費者体験をふまえ、マーケターが知っておくべきインフルエンサーマーケティングの基礎を紹介しました。

本ウェビナーの登壇資料は下記よりご請求いただけます。

資料請求はこちら

ゲーム実況者の活用法

2024年9月19日(木) 13:00より「TGS目前!ロングヒットのために知っておくべきゲーム実況者との付き合い方」と冠し、自社ウェビナーを開催しました。

本記事の冒頭でも紹介した東京ゲームショウでは史上最大規模の小間数、出展社数となっており、以前と比べ競合が増加している市場といえます。

本ウェビナーでは、そのような状況化において長くユーザーにプレイしてもらう起点としてのゲーム実況者やインフルエンサーの価値や取り組みにおける注意点などを紹介しました。

本ウェビナーの登壇資料は下記よりご請求いただけます。

資料請求はこちら

2024年10月以降の予定

展示会:ad:tech tokyo

10月16日(水)〜18日(金)に東京ミッドタウン & ザ・リッツ・カールトンで開催される「ad:tech tokyo」にTHECOOが出展いたします。

※ブース出展は10月17日(木)からとなりますのでご注意ください。

国際展示場のような大型展示会場とくらべ都心に近い会場でもあり、データとテクノロジーを活用したマーケティングに興味をお持ちの方はお仕事の合間でもよいのでぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。

公式サイトはこちら

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THECOOマンスリーレポート / 2024年9月
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INDEX

こんにちは。THECOO株式会社にてマーケティングを担当している阿部と申します。

9月といえば「東京ゲームショウ 2024」が開催されましたね。

今年の東京ゲームショウは、出展社数、出展小間数、出展タイトル数ともに過去最高。来場者数においても過去2番目の記録と様々なメディアが報じています。

THECOOは実況者プロダクションStudio Coupを運営していることから、幅広くゲーム実況者ネットワークを構築しています。東京ゲームショウに出展しているいくつかのブースにてキャスティングや企画に携わらせていただいており、アテンドした実況者も満足度が非常に高くイベント自体も盛況だったことを体感できました。

※ゲーム業界におけるインフルエンサーマーケティングに興味をお持ちの方はお気軽に資料請求ください。

東京ゲームショウがいかに盛況であったかの参考として会期中である9月26日から9月29日に投稿された東京ゲームショウに関連するYouTubeコンテンツをチェックしてみます。

条件:投稿日(9月26日~9月29日)、タイトルもしくは概要欄に「TGS」「東京ゲームショウ」が含まれる動画またはライブ配信コンテンツをカムイトラッカーから抽出。

投稿数 視聴数
動画 646本 11,253,274回
ライブ配信(アーカイブ有) 554本 11,806,951回
合計 1,200本 23,060,225回

カムイトラッカーのデータを元に作成

1,200本あるコンテンツの中で一番視聴数の多かったのは会期初日にライブ配信されたCAPCOM社のコンテンツでした。ライブ配信でかつ、たった数日で100万回に到達していることからCAPCOM社のゲームへの注目の高さが伺えますね。

オフラインだけでなくオンラインでも大きなインパクトを与える東京ゲームショウ、来年は皆様も体験してみてはいかがでしょうか。

さて、THECOOはSNSやインフルエンサーに関する施策事例や調査資料の公開、月に1〜2回程度のウェビナー開催や外部イベント登壇を行っており、SNS、インフルエンサーマーケティングを検討、実施する上で役立つさまざまな情報を紹介しています。

この記事では2024年9月のSNS、インフルエンサーマーケティングやSNSに関するトピック、イベントについて簡単にまとめていきたいと思います。

直近のSNS、インフルエンサーマーケティング動向に興味がある方は、本記事を施策検討のお供にしていただけると幸いです。

昨今の気になるタイアップ

SNS横断を可能にするショート動画活用

コスメ業界においてインフルエンサーマーケティングは切っても切れない縁といえるほど施策として定着していますが、利用者の特性や属性が異なることから複数のSNSを横断した取り組みが増加しています。

以前はSNSごとに異なるフォーマットでクリエイティブを制作する必要がありましたが、TikTokに代表される縦型ショート動画の投稿形式、視聴形式を他SNSが実装しだしたことから「ひとつのクリエイティブでSNSを横断」したマーケティングを行うことができるようになりました。

YouTube
Instagram
TikTok

上記のようなショート動画のSNSを横断した取り組みは、メーカーのチェック負担、インフルエンサーの制作負担、依頼費用を軽減しつつ、各SNSのコアファンだけでなくオススメによる親和性の高い新規ターゲットにリーチし反響を得られるお得な取り組みといえるでしょう。

SNSを横断したインフルエンサーの活用に興味のある方はお気軽にご相談ください。

インフルエンサー活用の問い合わせはこちら

2024年9月のSNS関連トピック

YouTube

  • Made On YouTubeにていくつかのアップデートを発表
  • ガイドライン違反の部分の編集機能をテスト

Googleが運営している独自の調査データやマーケティング活用事例を提供しているメディア「Think With Google」にて、「ある広告施策が時間の経過とともに KPI にどのような影響を与えるかを推定」する手法(CausalImpact)と活用事例が記事化されています。

インフルエンサーマーケティングに限らずYouTube広告をはじめとした動画広告において、リーチやエンゲージメントは把握できるものの、「登録数」「売上」のような成果をトラッキングすることが難しい点に悩まれる企業は少なくないと思いますが、ひとつの解決策としてCausalImpactのような手法や考え方が今後浸透するかもしれませんね。

YouTubeは米国時間9月18日にニューヨークで開催されたイベント「Made On YouTube」にて様々な機能のアップデートが発表されました。

■動画制作関連

  • 動画生成AIを導入しYouTube Shortが制作、投稿できるように
  • YouTube Studio「インスピレーション」タブを改良
  • 自動吹き替えによる多言語対応化

■コミュニケーション関連

  • コミュニティ機能の強化
  • クリエイターの返信でAIが活用できるように
  • 新しい投げ銭や応援の仕組みを導入
  • コネクテッドTVでの視聴環境を改善

「AI活用」「コミュニケーション活性化」をどのSNSも強化する方向をむいていますが、YouTubeは、先月のマンスリーレポートでも触れた「コネクテッドTVによる視聴者が多い」点が強みであるといえ、視聴環境の改善は積極的に取り組んでほしいですね。

X

  • ロック機能における仕様変更の可能性
  • コネクテッドTVアプリをリリース開始

米国でのTikTok利用が危ぶまれている中、Xも世界中で苦戦しているようです。

ブラジルの最高裁判所が8月30日(現地時間)、すべての携帯電話会社とインターネットサービスプロバイダー(ISP)に対し、Xをブロックするように命じました。

Tech Crunchの記事によるとBlueskyのユーザーが2日で50万人増加し、Tumblrのユーザー数も349.55%増加した。と多数のユーザーが他SNSに流れているようです。

上記のような措置の背景として「偽情報を拡散しているアカウントの削除対応にX社が応じない」点が挙げられている通り、Xは良くも悪くも他SNSと比べ規制が緩く拡散スピートの早いサービスです。

日本においてもバズや炎上の起点となりやすいXにおいて、ブロック機能の使用変更の兆しがでてきています。

ソフトウェアエンジニアのNima Owji氏とElon Musk氏のやりとりからブロックしても公開された投稿の閲覧はブロックできないという発言があり、今後はブロック機能自体がなくなる可能性もでてきました。

日本においては、誹謗中傷などから身を守る手段としてだけでなく、ブロ解のような機能本来とは異なるような活用方法も浸透していることもあり、無くなってしまうと困るユーザーが増えそうですね。今後の仕様変更が注目されます。

Instagram

  • DM機能ステッカー利用や写真の編集が可能に
  • ストーリーズにコメントできる機能をテスト
  • ショッピング強化につながる広告アップデート

InstagramのアップデートはDMやプロフィールをもりあげるアップデートが頻繁に行われておりクローズドな方向に向かっている印象がありましたが、フィードにおいてはオープンな方向に向かっているようです。

Social Media Todayの記事によると現在表示されている投稿の50%がオススメの投稿となっており、フォローしている人の投稿のみのフィードを有効にすると、全体的なエンゲージメントが低下し、ユーザー満足度も低下するというデータがでているとのことです。

8月22日にMeta Newsroomのポストにて、DM機能のアップデートがポストされました。

MarkeZineに掲載されている東京工科大学の調査によると大学生の連絡手段に使用するツールはLINE(97.9%)に次いで2位(47%)となっており日本においてもDM機能のアップデートは喜ばれそうですね。

また、Meta社は広告のアップデートにも余念がありません。

Social Media Todayから9月16日に公開された記事より、ホリデーシーズンに向けて更新された広告オプションの発表が確認できました。

クーポンの表示を大きく見せることができたり、過去のエンゲージメントと場所に基づいて、店舗で買い物をする可能性が最も高い人々に広告を表示できるようになったりと、オンラインだけでなくオフラインにおいても活用できるアップデートとなっています。興味のあるSNS広告運用者様はこちらをご覧ください。

TikTok

  • キーワードターゲティングによる検索広告がアップデート
  • TikTok内でAmazonの商品を購入可能に
  • クリエイターのサブスクリプションサービスを強化

クリエイター支援や、企業とのコラボレーションが豊富なTikTokが、9月28日(土)にクリエイターの交流と成長を目的とした祭典「TikTok Creator Summit Japan 2024が開催されました。

併行してTikTok公式の動画投稿チャレンジ企画「#GoBeyondチャレンジ」が開催されており、応募者の中から、TikTok公式のハイクオリティアンバサダーに就任できる可能性があるようです。

TikTokのクリエイティブに自信のある方はぜひチャレンジしてみましょう。

9月のTikTokで大きなアップデートとしては検索広告のアップデートが挙げられます。

TikTok公式の記事によると、米国で利用可能で、他の市場ではテスト中というように記載されていますが日本でも出稿可能となっていると思われます。
Adobe社が2024年1月に公開した記事によると下記のようなポイントが掲載されています。

  • アメリカ人の5人に2人以上がTikTokを検索エンジンとして利用している。
  • Z世代の10人に1人近くがGoogleよりもTikTokを検索エンジンとして利用する傾向が高い。
  • ビジネスオーナーの54%がTikTokを使用してビジネスを宣伝しており、平均9回/月程度投稿している。
  • 中小企業経営者の25%が商品の販売やプロモーションにTikTokerを活用している。

弊社Z世代の社員にヒアリングしたところ、「TikTokを検索エンジンとして日常利用している。特に「旅行先」や「飲食店」など地域性のある情報を探すのに活用している。」と回答があり米国に限らず検索エンジンとして浸透してきているようです。

「おすすめコンテンツ」を視聴するという受動的なSNS利用方法を生み出し波及させたTikTokにおいて、能動的な行動ともいえる検索行動が積極的に行われるようになっている点は興味深いですね。TikTok側がどのように促進させたのか時間をみつけて探ってみたいと思います。

THECOOではTikTokをマーケティング活用する上で知っておくべきポイントや広告プロダクトの基本をまとめた記事がございます。興味のある方は下記よりお読みください。

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2024年9月 × 新たな取り組み

ブランドプレイリストパッケージ

THECOOは9月4日に、音楽業界特化型のデジタル広告代理店であるGerbera Music Agency株式会社との協業パッケージ「ブランドプレイリストパッケージ」をリリースしました。

シンプルに説明すると、ブランドがもつテーマを元に、Spotifyで視聴可能な楽曲からインフルエンサーが選曲を行い、オリジナルのプレイリストを作成しマーケティングに活用いただける施策となります。

インフルエンサーマーケティングはキャンペーンや発売タイミングのような短期的な盛り上げのために実施されるケースが多い取り組みですが、日常使いされる音楽プレイリストと組み合わせることでタイアップコンテンツを視聴し終わった後にもブランドを想起させることができます。

インフルエンサーとのタイアップにおける二次利用は広告運用が一般的でしたが、新たな取り組みとしてブランドプレイリストパッケージを活用してみてはいかがでしょうか。

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2024年9月 × ホワイトペーパー

ライブ配信を活用したインフルエンサーマーケティング

昨今、インフルエンサーマーケティングに限らずライブ配信を使ったマーケティング施策が増加しています。

本資料では、ライブ配信ならではの「リアルな会話体験によって生まれる消費者への影響」や「動画投稿タイアップでは難しいライブ配信タイアップならではのメリット」、「相性の良い商材カテゴリ」などをご紹介します。

「ライブ配信でのインフルエンサーマーケティングにチャレンジしてみたい。でも失敗はしたくない。」とお考えのマーケター様には最適な情報が網羅されていますので、ぜひ資料請求ください。

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2024年9月 × ウェビナー登壇

インフルエンサーマーケティング基礎講座

2024年9月4日(水) 13:00より「Z世代の実体験をもとに語る!インフルエンサーマーケティング基礎講座」と冠し、自社ウェビナーを開催しました。

インフルエンサーマーケティングは、toCビジネスにおけるマーケティング手法の一つとして定着してきていますが、その施策トレンドは刻々と変化しています。

本ウェビナーでは、Z世代社員である望月が自らの消費者体験をふまえ、マーケターが知っておくべきインフルエンサーマーケティングの基礎を紹介しました。

本ウェビナーの登壇資料は下記よりご請求いただけます。

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ゲーム実況者の活用法

2024年9月19日(木) 13:00より「TGS目前!ロングヒットのために知っておくべきゲーム実況者との付き合い方」と冠し、自社ウェビナーを開催しました。

本記事の冒頭でも紹介した東京ゲームショウでは史上最大規模の小間数、出展社数となっており、以前と比べ競合が増加している市場といえます。

本ウェビナーでは、そのような状況化において長くユーザーにプレイしてもらう起点としてのゲーム実況者やインフルエンサーの価値や取り組みにおける注意点などを紹介しました。

本ウェビナーの登壇資料は下記よりご請求いただけます。

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2024年10月以降の予定

展示会:ad:tech tokyo

10月16日(水)〜18日(金)に東京ミッドタウン & ザ・リッツ・カールトンで開催される「ad:tech tokyo」にTHECOOが出展いたします。

※ブース出展は10月17日(木)からとなりますのでご注意ください。

国際展示場のような大型展示会場とくらべ都心に近い会場でもあり、データとテクノロジーを活用したマーケティングに興味をお持ちの方はお仕事の合間でもよいのでぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。

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デジタルマーケティング支援は
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THECOOは「デジタル×コンテンツの力でブランドの価値を届ける」ことに重きを置いたデジタルマーケティング代理店で、SNSの消費者行動を中心にしたプロモーション施策の立案から実行までご支援します。インフルエンサーマーケティングやSNSマーケティング、広告運用を通じた集客、顧客獲得にお悩みの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

経験豊富な担当者が提案段階から納品、投稿までサポートしますので、長期にわたるキャンペーンやプロジェクトの場合でもご支援が可能です。また、プランニングや効果測定には独自開発のツールを活用し、データのご共有にも対応し、定性、定量の両面からブランドプロモーションの成功をサポートします。

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