こんにちは。THECOO株式会社にてマーケティングを担当している阿部と申します。

11月といえば、野球が非常に盛り上がった月といえます。

大谷翔平選手、山本由伸選手が所属するロサンゼルス・ドジャーズが「MLBワールドシリーズ」にて10月末に優勝し、なかでも大谷選手は3度目の満票MVP受賞(史上初)と、更に大きな話題をよびました。彼はMLBに限らず野球界のトップといっても過言ではないかもしれませんね。

日本国内においても、11月10日〜24日に開催された国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で野球ファンだけでなく多くの消費者が野球に熱狂した月といえます。

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世界野球ソフトボール連盟（WBSC）が公開している世界ランキングにおいては、現在も日本が1位であり、本大会においても優勝が期待されましたが、惜しくも準優勝という結果でした。

弊社もSNSを中心としたインフルエンサーマーケティング支援を2014年から行っており、老舗ともいえるポジションとなっている可能性がございますが、慢心せずクライアントへ提供する価値の最大化に努めてまいります。

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さて、THECOOはSNSやインフルエンサーに関する施策事例や調査資料の公開、月に1〜2回程度のウェビナー開催や外部イベント登壇を行っており、SNS、インフルエンサーマーケティングを検討、実施する上で役立つさまざまな情報を紹介しています。

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この記事では2024年11月のSNS、インフルエンサーマーケティングやSNSに関するトピック、イベントについて簡単にまとめていきたいと思います。

直近のSNS、インフルエンサーマーケティング動向に興味がある方は、本記事を施策検討のお供にしていただけると幸いです。

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昨今の気になるタイアップ

インフルエンサーの力を最大化する二次利用

こちらは、少し前（2024年3月）からの取り組みとなるのですが、本記事のみなさまにもぜひ知っていただきたくご紹介いたします。

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コンピュータ周辺機器やデジタルデバイスを提供しているロジクール社と、原神を中心にゲーム実況活動を行っているVTuberねるめろさんとのタイアップコンテンツです。

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プロモーションする商材はマウス、キーボード、ヘッドフォンと多岐にわたっていますが、「原神というゲームを快適にプレイするためのセッティング」と、インフルエンサーの特性（キャスティング）と商品特性（クリエイティブ）をマッチさせた取り組みとなります。

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本件の特徴は、タイアップ動画だけでなく特別なページへ誘導しているところにあります。

「動画テーマ（消費者のニーズ）」、「ねるめろさんが説明したおすすめの機器」と、動画を視聴し興味を持ったユーザーにすっと情報の入る構成で、態度変容を大きく促進するLPとなっています。

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このような取り組みにはタイアップとは別に二次利用（費用）が発生しますが、動画投稿などに比べるとかなり安価に行えるケースが大半であり、インフルエンサー自身、そのファン、メーカー三者が喜べる取り組みといえます。

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THECOOでは、一般的なインフルエンサータイアップのためのキャスティングだけでなく、お客様の目的や方針に沿った取り組みをご提案しています。

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2024月11月のSNS関連トピック

YouTube関連

・ショート動画に特化した新しい広告オプションを発表

・クリエイターの新たな収益源となる新機能Hype、Jewelsを一部で開始

11月に入り様々なメディアで、米司法省が「Chrome」の売却命令などを求める是正案を裁判所に提出したと報道されているGoogle。

もし売却命令が確定した場合、Google検索、Google広告、GA4など他Googleサービスへの影響が少なからず起きると考えられ、特にSEO、SEMマーケターさまは今後の動きを注視する必要がありそうですね。

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YouTubeでは10月に「ショート動画のカテゴリを1分から3分に延長する」という発表がありましたが、早速ASICS JAPANさまがショートドラマで展開されていますので興味のある方は視聴してみてください。

11月も引き続きショート動画の強化が続いています。

11月13日にYouTube公式ブログより広告に関するいくつかの新機能が発表されました。

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1. 広告動画の中に商品画像を表示、タップすると視聴者に商品のカルーセルが表示
2. アニメーション画像広告で、選択した商品画像を複数ポップアップ表示
3. AI活用により広告動画の短尺化、アスペクト比を編集できるように
4. パートナーシップ広告（第三者配信）が利用できるように
5. パートナーシップ広告で起用するクリエイターを管理できる機能を検討中

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特に、4、5に該当するパートナーシップ広告（第三者配信）は、インフルエンサーマーケティングの観点から非常に重要なプロダクトになるといえます。

第三者配信は、出稿主のアカウントではなく、インフルエンサーをはじめとした第三者が自身のアカウントで投稿したものを「広告クリエイティブ」として出稿できるプロダクトです。

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この広告手法は、Instagramでは「パートナーシップ広告」、TikTokでは「SparkAds」という名称で既に出稿可能となっており、今回の発表でようやくYouTubeショートでも展開できるようになったといえます。

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9月のマンスリーレポートで取り上げた通り、インフルエンサーマーケティングにおいてもショート動画をSNSプラットフォーム横断で実施するケースが増えてきていることから、1つのショート動画クリエイティブをSNS横断で活用したインフルエンサーマーケティング＋第三者配信という取り組みが増えそうですね。

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X関連

・ブロック機能がアップデート、ブロック相手から投稿の閲覧が可能に

・AIチャットボット「Glok」無料開放リリースを検討

プライバシーポリシー変更によりユーザーの情報をAI学習に使用するようになったXですが、引き続き他SNSへのユーザー流出が続いているようで、Meta社のTreads、元TwitterのCEOらが立ち上げたSNS「Bluesky」のユーザーの増加スピードが加速しています。

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11月26日に公開されたSocial Media Todayの記事によると、Treadsは11月の間でアカウント登録者が3,500万人増加したと記載があり、機能面においてもトレンドランキング機能が日本でテストされたり、インサイトが確認できるようになったりと利便性が高まってきています。

Blueskyにおいては、Bluesky開発チームの一員であるJaz氏が公開しているBluesky Post Count and Author Statsより、11月27日時点でユーザー数2,300万以上ということが確認できます。

11月20日に公開されたGIGAZINEの記事では2,000万人突破となっており約1週間で300万ユーザーが増加していることがわかります。

※引用元：Bluesky Post Count and Author Stats

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そんなXでは、引き続き多くの消費者が悲しむであろうニュースが続きます。

Xのエンジニアアカウントよりブロック機能のアップデートがポストされました。

これにより、ブロックされた側のアカウントも、ブロック主の投稿がタイムラインに流れるようになり、投稿自体は閲覧できるものの「いいね」「リプライ」などが行えないという仕様になりました。

Xにてキーワード「ブロック貫通」と検索してみると賛否両論の意見が見受けられますが、本記事をお読みの皆様はいかがでしょうか？

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Instagram関連

・おすすめのリセット機能をテスト

・ハッシュタグをフォローする機能を削除

・DMのフィルター機能をアップデート

YouTubeの項で紹介したパートナーシップ広告（第三者配信）はInstagramでは既にさまざまなブランドが積極的に活用しており、事例も多数でてきています。

Facebook Japan社の公式X「Instagram マーケティング JP」アカウントではInstagramを活用したマーケティングに必要な情報やトレンドがわかりやすく投稿されていますのでぜひチェックしてみてください。

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Instagramもオススメ機能の影響が強くでています。

11月19日にInstagram公式ブログより「おすすめリセット」に関する記事が公開されました。

効果の範囲は、発見、リール、フィード全体に及ぶようです。

SNSマーケティングに取り組むマーケターさまにとっては、情報収集する上でこのリセット機能はありがたいものとなるのではないでしょうか。

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TikTok関連

・Lemon8とのアカウント連携を開始

・Spotify, Apple MusicからTiktokでコンテンツとして投稿できるように

・アフィリエイトプログラム機能を拡大

TikTokのニュースルームをみると、引き続きエンターテイメントな取り組みが数多く見受けられます。このような取り組みは他SNSと比べとても活発で、個人的にもニュースを見るのが楽しいです。

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そんなTikTokでは他サービスとの連携強化の動きがでています。

11月13日に公開された記事にて、ライフスタイル共有アプリ「Lemon8（レモンエイト）」とのアカウント連携が順次開始される発表がありました。

Lemon8はTikTokと同じByteDance社が運営しているSNSですが、ブログのように記事を書くことができ、コスメや料理レシピ、ライフスタイルなどInstagramとブログの中間のようなSNSです。

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THECOOが2023年に行った早稲田大学生との座談会においてもLemon8が登場しており、Z世代には浸透していると思われ、アカウント連携は嬉しいアップデートかもしれません。

座談会はコスメをテーマに記事化してありますので興味ある方はお読みください、

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座談会記事はこちら

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2024年11月 × 新規パッケージ

タイアップ・ギフティングパッケージ

インフルエンサーへの商品配布によるプロモーション「ギフティング」と、通常の「タイアップ投稿」をセットにしたパッケージプランの資料を公開しました。

本資料では、一般的なインフルエンサーとのタイアップ、ギフティングの違いや双方の活用からレポーティングまで網羅したプランを紹介しています。

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コスメ、ガジェット、ナマモノではない食品など、商品在庫やサンプルを活用したい。年末年始〜新生活時期などSNSでのコンテンツを増加させたい。などお考えのマーケターさまはぜひ資料請求ください。

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2024年11月 × ウェビナー登壇

ギフティングウェビナー

11月6日（水）13:00より「本当は教えたくない！ギフティングの成功に必要な4つのポイント」というテーマにて自社ウェビナーを開催しました。

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コスメをはじめとした日用品のSNSマーケティングにおいて「ギフティング」は一般化しています。

ギフティングは、一般的なタイアップと比べコストを抑えて多くのインフルエンサーに情報発信してもらえる可能性がある取り組みでありつつも、インフルエンサーのSNS発信は認知であり、クリエイティブチェックも行えないことから失敗してしまう例も少なくありません。

本ウェビナーでは、ギフティングの成功に必要なポイントを4つに絞って紹介しています。

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minto社との共催ウェビナー

2024年11月19日（火） 13:00より「コンテンツだから視聴される ファネル別に考えるSNS広告クリエイティブ」と冠し、マンガ・アニメを軸としたコンテンツの新たな可能性を開拓するSNSマーケティング企業であるMinto社と共催ウェビナーを開催しました。

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Minto社からはアッパーからミドル（アニメ、マンガ、ショートドラマ）、THECOOからはミッド〜ローファネル（インフルエンサー）を中心にお話しさせていただきました。

とはいえ、インフルエンサーマーケティングにおいてはSNS、プロダクト、取り組み方によって全てのマーケティングファネルにあてはめることができます。

本ウェビナーのアーカイブや資料提供は行っておりませんが、登壇内容が気になる方はお問い合わせください。

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2024年12月以降の予定

2025年1月にはSNSトレンドに強みを持つ企業との共催を予定しています。

また、新たなインフルエンサー活用のパッケージの準備を進めており、完成しだい発表させていただければと存じます。